首都圏の中学受験について算数を中心に語っていきます
共学校分析(1) 慶應湘南藤沢
2017年03月06日 (月) | 編集 |
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サピックス78名に対して日能研46名。神奈川エリアの本校だがサピックス優位の結果となっている。この結果だけを見ればサピックスを選ぶべきであるが、サピックスの場合は湘南藤沢コースが設置されない校舎がかなり多いのがネック。近隣の校舎に設置されるならば問題ないが、そうでないならば一考の余地有り。

算数出題傾向

慶應3校の中で算数の難易度が最も高いのが本校。とは言ってもその難易度は一定ではなく、極端に易化して高得点勝負になることもあるので読めない部分もある。出題される分野はある程度決まっていて、ダイヤグラムを利用する速さの文章題・規則性・平面図形・水量変化などは頻出単元である。ただし簡単に狙い撃ちできるものではなく、その場で考えていく思考力・分析力が問われるハイレベルな出題が特徴。ダイヤグラムに関しても初めから与えられているわけではなく、ダイヤグラムを使った方が良さそうと自分で判断しなければいけないように附属校の中では異色の出題傾向と言える。

学習の進め方

狙い撃ちしにくいとはいえ対策は必須。前述の本校頻出パターンをしっかりやり込んだ上で「初見の問題にも対応出来る力」を伸ばしていかなければならない。つまり知識を身につける・処理力を上げる等は夏までに済ませておき、秋以降はパターン慣れと思考力・分析力の強化と上手に切り替えていくことになる。極端に易化してそれが何の効果も得られないような年も時々あるがそれは諦めるしかない。対策というものは最悪のケースに備えるものであり、毎回綺麗にハマるものではない。

有力併願パターン

男子か女子かでパターンが大幅に異なり、それぞれの中でも共学縛り・附属校縛りなどの条件によって選択肢は多岐にわたることになる。その中でも一つ言えることは前半戦に必勝校を用意しておくこと。4日5日を両方とも面接で潰した挙句にダブル落ちという悲惨なケースもあるので、「どこかで受かるだろう」といった安易な発想だと大怪我を負いかねない。特に女子。個別面談等で綿密な併願計画を立てておくべきである。

なお中学受験を斬る2016年9月度の大学附属校対策 2017年度入試版 慶應(男子)・慶應(女子)で代表的なパターンについて解説しているので必要ならばそちらを参考に。

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