首都圏の中学受験について算数を中心に語っていきます
無料お試しコラム(4) 10月のサピ4年生 ~いろいろな疑問にお答え~
2016年10月14日 (金) | 編集 |
こちらは今までは有料記事として公開していましたが、新ブログで4年生教材解説記事をスタートしたことに伴って今後は無料記事として公開していこうと思います。もし4年生教材記事にご興味がある方は新ブログを是非ご購読してください^^

さて今回は巷で話題のサピ4年生にまつわるいくつかの疑問について解説します。

SOは受ける必要無い?

受けなくても困ることはありません。ただ受けたならば受けたなりのメリットはあります。4~5年生のSOの傾向としては以下が挙げられます。

① 難易度が高いので上位でも大きな差がつく
② 丸暗記型の学習だとボロが出る
③ 偏差値が辛めに出る

まず①について。範囲が無く難易度も高いことによってマンスリーテストでは測れない差が見えてきます。つまりマンスリーで150点を取る子同士にも差がつくテストということです。一発勝負ですのでそれだけで全てが決まるわけではありませんが、普段は見えない序列が見えますので上位層には意味のあるテストでしょう。一方で下位層にとってはさらに点が取れなくなるだけのテストです。受けても自信を喪失するだけになる可能性大です。「受けろと言われたから」とホイホイと参加するのは考えものですね。

次に②について。これは①に近いのですが、対策のしようがないために本来の実力差がモロに出ます。ですので「授業についていくのはかなり厳しいが、ガンガン詰め込んでコース維持」みたいなタイプは撃沈します。そういうタイプかもという覚えがある方はぜひ撃沈しておきましょう。人間、上手く行っている(ように見える)間はなかなかスタイルを変えられません。きっかけが必要なのです。幸いコース昇降とは関係ありませんのでいくら沈んでも問題無しです。ハッキリ言っておきますが、4年レベルの授業でついていくのに大変ならば遅かれ早かれ失速します。そして立て直しを図るのが遅れれば遅れるほど手間がかかります。まだ余裕のある時期にスタイル改善を図るのが長い目で見ればプラスに働きます。ここは敢えて痛い目を見てはいかがでしょうか?

最後に③について。偏差値は相対評価ですから母集団のレベルに大きく左右されます。4年生のSOですと受験率がそれほど高くなく、下位層になればなるほどそれは顕著です。その結果、母集団のレベルがいつもより高くなり、偏差値が出にくくなります。①で触れたように最上位層だとさらに差をつけて成績を伸ばすことが出来ますが、それ以下だと基本的に下がる傾向にあります。ですのでマンスリーでそこそこの成績を出して天狗になっている子の鼻っ柱を折るには最適と言えます。温い勉強でもなんとかなると勘違いしていしまうと後で修正が大変なので、この時期に一度ガツンとやっておけば楽ということです。

冬期講習は受けなくて良い?

本当に能力のある子ならば受けなくてもさほど影響は出ませんが、基本的には受けた方が良いでしょう。他の子がやっていることは同じようにやらせてあげた方が精神衛生上良いからです。冬期講習を休む家庭の理由としては「旅行に行く最後のチャンスだから」などが多いですが、これって子供のためというよりは親が遊びたいだけだったりするんですよね。5年になってもGWやお盆に旅行に行く機会はあるわけですから。「塾の行事は遊びよりも優先」という決まり事を作っておいた方が後々のことを考えてもプラスです。そうしておかないと「子供が○○をやりたがって塾に行きたがらない」なんてことも起こりうりますからね。

今の成績はどこまで受験結果に直結?

これは春先にも触れましたが、現時点での成績は何の保証にもなりません。もちろん、御三家やそれに準じる学校に受かるお子さんの半数以上は現時点でαにいます。ですが「現時点でαにいる方が全ての面において有利というわけではない」のがポイントです。まず大事なのはどれだけの余力を持ってそこにいるかということ。次にどれだけしっかりとした学習習慣をつけているかということです。授業についていくのにヒーヒー言いながら、家で莫大な時間をかけて詰め込んでαをキープしていたところで早晩陥落します。それよりは適切なコースに在籍し、ゆったりとした授業速度の中でじっくりと考えながら取り組んでいった方が将来的にはプラスです。ど根性でαにいたとしても、授業中にしっかり考える習慣が身についていなければ在籍している意味がありません。むしろマイナスと言えます。これが前述した「現時点で~」の意味です。ですので「これぐらいの時期にこれぐらいの成績ならばこれぐらいの学校に受かる」みたいな目安を信じ、目先の成績に必死になるのは止めた方が良いでしょう。某所でそういう話題を目にする度にため息が出てしまいますね。

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