首都圏の中学受験について算数を中心に語っていきます
無料お試しコラム(6) サピックスのローコースの戦い方(30未満・30以上35未満編)
2016年10月24日 (月) | 編集 |
昨年の10月に更新した限定コラムを無料公開します。中学受験を斬るではハイコース向けの記事が多いですが、ロー~ミドルを対象にした記事も更新していますので是非ご参考にしていただければと思います。なおこの記事は2回連続での更新を予定しますので次回もお楽しみにしてください。


今回から2回に分けて、偏差値ごとに区切り、それぞれのゾーンでどういう学習をしていくと合格に近づくかについてまとめていきます。

偏差値30未満

ぶっちゃけてしまいますと、このブログをお金を払ってまで購読するぐらい受験に熱を入れている方のお子さんの偏差値は30を割り込まないと思います。30を切っているということは親はほとんど放置でしょう。また30未満が出てしまう塾は明らかにその子にも合っていません。通塾日数が多く、拘束時間が長く、生徒レベルも高くない塾に入れた方が絶対に良いと思います。

とは言え、ここまで来てしまうと今さら塾は変えられないという方も多いでしょう。「子供がサピを気に入っているから」という理由で続行です。しかしそのままでは結果が悲惨になるのは火を見るよりも明らかです。本番まで3か月強ですし、放置ママもそろそろ本腰を入れてもらわないといけません。やることは多くありませんので、以下のことだけでもしっかりとお願いします。

① 計算力強化
② 基礎力強化
③ 過去問で一点突破


①については市販の易しめの計算問題集を購入し、毎日やらせていきましょう。基礎トレの計算問題はきついですし、受ける学校ではそこまでの計算問題は出ません。簡単な問題をとにかくたくさんやらせてスピードを上げた方が良いです。

②については4年生のパワーアップトレーニングをやりましょう。広く浅くで良いのでとにかく基本問題を解く力を身につけていくべきです。このゾーンの子にサピの平常の教材はオーバースペックです。

③については志望校でよく出る単元を分析し、そこだけは絶対に出来るようにしましょう。つるかめ算でも植木算でも和差算でも何でも良いです。流石に3か月間毎日やれば誰でも出来るようになります。量は必要ありません。継続的にやることが大切です。

最後に志望校についてですが、安全校を先に受けることが大切です。最初にチャレンジして連敗が続くとお子さんのモチベーションが著しく低下する可能性が高いです。追い詰められてからの底力などは期待するだけムダです。サボってた子に逆境を跳ね返す底力はありません。先手必勝で合格を取り、勢いに乗ったどさくさ紛れでチャレンジ校にうっかり(?)合格してしまうのが30未満の子の逆転パターンです。表現は酷いですが、これが真実です(^^;)

偏差値30以上35未満

ハイコースのお子さんをお持ちの方はこう思ったはずです。「さっきと何が違うの?」と。ふふふ。甘いですね。全然違いますよ。アル1~2を行ったり来たりの子と校舎トップ(常に偏差値70以上)の子ぐらい違います。偏差値30台をキープ出来るだけで志望校の選択肢はグッと広がりますし、算数か国語のどちらかが出来れば40ぐらいの学校にも結構受かりますからね。

このゾーンの学習スタイルは偏差値30未満のものに+αでOKです。何をプラスするかというと、まずパワーアップトレーニングは5年生のものまでやりましょう。後、解法力の基礎プリントも押さえておくと良いでしょう。これらを増やすだけで偏差値40ぐらいまでの学校でそれなりに得点出来るようになります。

志望校に関してはやはり早めに安全校を押さえておくべきです。1日の午前にチャレンジするのは良いですが、午後は確実に行くべきです。このゾーンでも連敗時の逆転は望みにくいです。欲張らないで手堅く行く方が最終的に結果が出やすいですね。

後、何とか日程に都合をつけて(SSを遅刻しても良いので)首都圏模試を受けておくと良いでしょう。このゾーンの子の学力はサピのテストでは正確に測れません。問題が難しすぎて細かい差が数字として出ないのです。また志望校の判定も当てになりません。データを出すためのサンプルが不足しているのです。ですので問題が易しく、同じゾーンの子も多く受ける首都圏模試を受けて自分の力を正しく測るのが志望校選びに大きく役立ちます。またいつもより20ポイント前後上昇しますので、これだけ出来るんだと自信にもつながります。サピにいるが故の学力面での劣等感から勉強に消極的になる子は多いですから、それを取り除いてあげるのはモチベーション向上の面でも想像以上に有効なのです。
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