首都圏の中学受験について算数を中心に語っていきます
女子校分析(6) 洗足
2017年02月27日 (月) | 編集 |
この学校を目指すのにお勧めの塾

2017年度入試の合格者数はサピックス106名に対して日能研115名。日能研は神奈川発祥なだけであって鴎友・吉祥女子では後れを取っても洗足では互角以上にの実績を残している(なお同じ神奈川のフェリスはサピックス71名日能研61名)。神奈川で日能研の勢力が強いこととサピックス生が上位校志向で洗足をメインで受けないことを考慮してもサピックス有利とは言えない数値であり、ひいき目無しに見て五分だろう。なお合格者は約350名なので両塾で6割近くを占めているが、裏を返せばそれ以外の塾が4割をということ。両塾に通っていなくてもチャンスは十分にある。なお早稲アカは46名と両塾の半分以下。無料個別ゼミでの上乗せが効かないゾーンだと見えてくるものがある。

算数出題傾向

途中式を書かせる問題がある、グラフの大問が高確率で出題されるという特色があるが、その他の部分では非常にオーソドックス。悪い言い方をするとオリジナリティに欠ける(塾講師が見ると出典が分かってしまう問題が多い)ので特に対策をしていなくても十分に対応可能である。ただし問題のレベル自体が低いわけではないので、サピックスだと50以上日能研だと60以上の学力は欲しいところ。ある程度まではバランス良く出来るようにしておかないとあちこちで取りこぼしてしまい7割のラインに到達しなくなる。

学習の進め方

前述にように傾向はハッキリしているのでやることもシンプル。秋までは普通に学習していくだけで十分で何かに特化する必要は全くない。秋以降は記述部分の対策(鴎友ほどではないため過度に気にする必要が無いのは吉祥女子と同じ)とグラフ問題の強化を行っていくと良い。

有力併願パターン

繰上げ人数が約30名とそこそこ多く、その際は算国の点数の良いとこ取りシステムのため複数回受験が有利。とにかく1日2日5日は完全に固定し、残りで押さえていく形となる。早い段階で押さえるならば1日の午後にカリタスを入れると移動面からも楽。広尾はリスクが大きいので洗足第一志望ならばお勧めしない。カリタス以外ならば東京農大や大妻多摩の方が手ごろで良いだろう。東京農大は2日の午後にもあるのでそこで止めに行くという手もある。
3日は選択が難しい。神奈川大附属の一発勝負はやや分が悪いし、共立や晃華だと洗足受験生だとアクセスが良くない可能性がある。大妻の方が通いやすそうだが洗足と大妻の組み合わせは違和感も。思い切って都立・市立・県立を受ける手もあるが対策が増えてしまうデメリットもある。要はどこを取っても一長一短なので各家庭の事情に合わせて選んでいくしかないだろう。
4日は逆に選択肢がほぼ無い。通えるならば吉祥女子に挑む手もあるが一発勝負にかけるのは相当厳しい。かと言って豊島岡に行くわけには行かないだろうし、他の選択肢は成蹊・普連土・鎌女・光塩。第二志望をここまでに取っているならばパスして休んでも良いぐらい。ベストの状態で5日に臨んだ方が結果も出るだろう。

※有料ブログ「中学受験を斬る」では併願についてより詳しく解説した「最強の併願シリーズ」を公開しています。2017年度最新版も後日公開しますので興味のある方はご覧ください^^
関連記事


今回の記事はお役に立ちましたか?
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する