首都圏の中学受験について算数を中心に語っていきます
男子校分析(2) 栄光
2017年03月16日 (木) | 編集 |
この学校を目指すのにお勧めの塾

合格者数はサピックスが137名で日能研の62名をダブルスコア以上で圧倒。なおこの2塾で80%を超える独占率を誇り、サピックス単体でも50%を超える。志望校対策のノウハウや同じ学校を目指すライバルが多い環境を考えると2塾、特にサピックスが圧倒的に優位な状況は明らかである。

算数出題傾向

思考力と分析力を問われる問題の比重が大きく、パターン暗記の算数だと偏差値が足りていてもあっさりと跳ね返されるその難易度は関東でも屈指。また「考えられるだけ全て答えよ」という形式が毎年のように出題され、思いついたものを書くようなスタイルでは点を取り切るのは厳しい。他には理由を言葉で説明させる問題が出されることもあり、適性の高さと綿密な対策が問われる学校である。

学習の進め方

思考力系の学校に共通するのは「土台となる知識の構築」である。夏期講習までは特化した学習は行わず、思考力を生かすための基礎力をしっかりと養いたい。ただし前述のようにパターン暗記は厳禁で、「なぜそうなるか」を一つ一つ納得しながら次に進むように心がけたい。
秋からの志望校対策は栄光コースで受講するのが望ましいが麻布コースで代用することも可能。麻布・栄光の併願をする受験生が多いため、麻布メインの子に知識面での差をつけられないためにも有力な手である。ただし大事なことは復習ベースにしないこと。あくまでその場で考えることが力を伸ばすことに繋がる。復習はあくまで反省会的なものであると捉えると良いだろう。

有力併願パターン

最強パターンは麻布→栄光→筑駒だが麻布・栄光で余裕で80%を出せる子でないとリスキー。筑駒を回避する場合は早稲田・海城・浅野あたりがメインになるが、栄光に偏った学習をしているとAタイプ系で苦戦する傾向にあるので注意が必要。4日に芝を入れていると怒涛の4連敗も十分にありうる。もし芝を本線と考えているならば、3日は暁星で押さえに行くのも良いだろう。
もちろん1日を麻布以外で行く手も当然ある。早稲田や海城は1日の方が受かりやすいので、これらの学校の方が志望度合いが高いならば1日から行くべき。遠くて通えませんというのならばサレジオを確実に取り、栄光→浅野→聖光と受けていくパターンも可。ただ最後の聖光はほとんどオマケと考えるべきで、こちらの対策に時間をかけていると肝心の栄光が危なくなる。あくまで対策は栄光中心で行くべきで、少ない対策で浅野も拾えるようにするには「学習の進め方」で触れたように土台となる基礎学力を出来るだけ高めておかなければならない。

※有料ブログ「中学受験を斬る」では併願についてより詳しく解説した「最強の併願シリーズ」を公開しています。2017年度最新版も後日公開しますので興味のある方はご覧ください^^
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コメント
この記事へのコメント
先生、リクエストに応えて下さいまして、ありがとうございます
夏までは基礎力の充実ですね
小さい頃から「なんで?」が口癖の息子とあと10ヶ月頑張ります
有料版の「最強の併願」も楽しみにしています
どうぞよろしくお願いします
2017/03/17(金) 21:51:26 | URL | ふね #-[ 編集]
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